文学

イモータル

イモータル

イモータル あらすじ

インドで消息を絶った兄が残した「智慧の書」。不思議な力を放つその書に導かれ、隆は自らもインドへと旅立った…。ウパニシャッドからショーペンハウアー、そして現代へ。ムガル帝国の皇子や革命期フランスの学者が時空を超えて結実させた哲学の神髄に迫る、壮大な物語。『不滅の書』を改題。

イモータル レビュー・感想

一冊の本を巡る旅。インドで消息不明中の兄を持つ主人公。革命前夜フランス学者、ムガル帝国皇子、など短編を集めたような形式となっているため、飽きずに頁が進む。主人公がサラリーマンなのは現代の日本人にこそ哲学が必要と言う著者からのメッセージか。 本の中に一本見えない芯がきっちりと通っている作品だと感じた。瑞々しい読後感に感動。