歴史

戦後の貧民

戦後の貧民

戦後の貧民 あらすじ

昭和二十年夏、敗戦。焼け跡から立ち上がる日本人は逞しかった。復興マーケット、闇市、赤線…七歳で終戦を迎えた著者だから語りえた、あの時代の日本と日本人!

戦後の貧民 レビュー・感想

私たちが日々生きている街が第二次世界大戦の敗戦後は荒廃しきっていたとはなかなか想像しづらい。そんな敗戦直後とはどんな状況だったのかを垣間見せてくれる"闇市"関連の書籍は個人的に好きでちょくちょく集めている。本作ではタイトル通り、そんな戦後で飢餓に苦しみながらも生き抜いてきた私たちの祖父・祖母達のお話がメイン。闇市、赤線、パンパン、原爆被害者、シベリア抑留者、戦後の部落などなど…日本人が極貧だった敗戦後の街や庶民の様子が体験談や引用で語られる。特に今では商業都市して発展している渋谷・新宿・池袋・上野等の各都市闇市MAPが掲載されていて感激!行間に著者の私見がちょくちょく入ってくるものの、力作と言える出来。