ハードボイルド

河畔に標なく

河畔に標なく

河畔に標なく あらすじ

軍事政権下のミャンマー山岳地帯に、二百万ドルを積んだヘリコプターが墜落した。同じ頃、脱獄した民主化運動の活動家もこの一帯に逃げ込んでいた。情報を得て密林に足を踏み入れたのは、ドルを狙う日本人ビジネスマンと、おのれの保身のために脱走犯殺害をもくろむ刑務所副所長。逃亡と追跡の果てに、それぞれが手に入れたものは―。アジアの深き闇を描く、冒険小説巨編。

河畔に標なく レビュー・感想

ミャンマー国境付近で200万ドルを積んだヘリが墜落し、様々な理由からそれを追う登場人物たち。場面と登場人物が次々切り替わる構成が群像劇の映画を観ているようで手に汗握る。終始淡々とした文体で何とも虚脱感の残るラストだった。 東南アジアは妙な魅力あるよね。