伝奇小説

弥勒戦争

弥勒戦争

弥勒戦争 あらすじ

超常能力ゆえに、自らに滅びの運命を課す独覚一族。その一人である結城弦は、長老から、人類を第三次世界大戦の危機に陥れようとする正体不明の独覚の存在を知らされる。ところが、一族の掟に従い、悪しき独覚を除こうとする結城たちの前に姿を現したのは、ブッダ入滅後五十六億七千万年を経て現世に出現し、衆生を救うといわれる弥勒だったのだ…。“神”をテーマに描く傑作SF。

弥勒戦争 レビュー・感想

新装版ではアニメ絵のセーラー服少女が描かれているが、ハルキ文庫版のおどろおどろしい曼荼羅的表紙の方が個人的には好み。怪しい雰囲気の伝奇小説が読みたい!と言う訳で楽しく読破。超常能力を用いる主人公たち独覚や仏教についての解説、そして戦後の混乱などを経て物語が展開する力作。用語は本当の仏教用語のようで読破した後にwikipediaを見て色々と納得。